安心と信頼を

099078介護の現場でのかかりつけ医というのはとても重要です。
普段から高齢者は自分の体にとても不安を感じていますので、常にいつでも見てもらえる先生を決めておいたほうが安心なのです。
かぜ、せきが止まらない、日ごろ家族が家の近くで見てもらっている先生のことをかかりつけ医といいますが、診察のすいているときに体調の相談をしたり、1年に1回は診察をして家族のこと、自分の生活のことなどを話してコミュニケーションを密にとっておくと安心です。

できれば時間外でも休みのときでも連絡を取ることができて、万が一のときや何かあったときでも対応してくれる位密に連絡が取れる先生がかかりつけ医としていてくれれば安心です。
おなかが痛い、発熱をした、感染性胃腸炎か、盲腸か胆石なのか薬で様子を見るのか外科が必要になるのか、自分のことをよく知ってくれているかかりつけ医のほうが初めて診る医者よりは有利です。
かかりつけ医が安心できる照会先の病院、専門の先生とかかわったほうが安心ではないですか?

そして家族みんなが同じかかりつけ医を選んでおくと安心です。
その家の家族背景もしっていて、アレルギーや遺伝のことなどもすべて知ってくれていると助かります。
そして入院が必要になった場合でも入院後の家族の支援ができるのかなど、かかりつけ医は判断してくれますので、高齢者がいる家庭では高齢者に何かあってからかかりつけ医を見つけるのではなくて元気なときから、家族みんなでお世話になっていたほうがいいのです。

相談も気軽に

介護保険と在宅医療については素人はなかなか判断が難しく医師の診断書にゆだねられることも多いです。
突然介護が必要になったときでも家族が気軽に相談できることがとても大事ですから、介護を受けることになっても、かかりつけ医の存在はとても大きいのです。
かかりつけ医だけでなく看護師さんと家族がコミュニケーションを密に持っていることは、日ごろからの健康管理や意思の疎通などもしやすいですからお勧めです。
家から近い、何かあってもすぐに行くことができるような開業医で地域に根ざしている病院を探すことがお勧めです。
かかりつけ医がいるだけで在宅医療や介護はとても心強いものになりますので、とても重要なのです。かかりつけ医がいないとどこに相談をすればいいのか、何かあったときにあわててしまう恐れもありますので、しっかりとかかりつけ医は元気なうちから見つけておいたほうがいいでしょう。