方法紹介

介護をする上で床ずれをしないようにすることはとても大事なことです。
床ずれを予防するためには2時間に1回は体位変換をする必要がありますし、悪影響の元になっていることに一つ一つ注意しつつ体の圧力を分散できるようにしなければいけません。
いろいろと床ずれを予防することができる器具などはありますが、それぞれのメリットデメリットがあります。
体重が軽くならない限りは体の圧力を分散させるにはたくさんの面積で受け入れてあげることが大事です。

エアーマットの空気をたとえば入れすぎていて体が浮いている人はその浮いた部分のせいで接触している面積がとても減っているので接触している部分の体の圧力は増えます。
逆に空気が少なかった場合には接触している面は多いようにお目折るかもしれませんが仙骨が床についている可能性もありそれが床ずれの原因になることもあるのです。
エアーマットを入れる場合はフワフワしすぎているので逆に寝たきりではない普通の人はあまり寝心地がよく感じられません。

予防から始める

体力がない場合は意識障害があれば短時間でも床ずれ発生につながりますので、必要なら2時間に1回は体を動かす、またはエアーマットを導入するなどして予防する必要があります。
そして歩けなかった場合でもベッドの上で足腰が衰えないようにするための運動をすることも大事です。
この運動は床ずれ防止にとても効果があるからです。

実際床ずれの予防では、エアーマットを使って2時間ごとに体の場所を動かしながら床ずれ防止のスケジュールが実際に行われている場合より、普通のベッドを使っている人のほうが突然発熱が出たり、意識障害でにわか寝たきりになっているときに床ずれはおきやすいのです。
その短時間ではまさか床ずれがおきないだろうという認識の甘さから意識がいかなかったために体位を変換することなく寝かせていて床ずれになるのです。

ですからたとえ短時間であっても、床ずれを予防するためにも、しっかりと体位の変換を意識することが大事ですし、寝たきりであっても体を動かすようなリハビリテーションは行うことは床ずれ防止にとても役立ちます。
体の位置を動かし、そして運動を取り入れるだけでもかなり変化が見られるようになりますので、介護をする人は床ずれを予防するためにもスケジュールをそれぞれに立てて介護をしてあげる必要があるでしょう。
家で寝たきりの人の場合はエアーマットを用意するなどして対処してあげましょう。
血行促進のために温かくしておくことも大切です。
質のよい羽毛ふとんは一枚でも暖かいですし、長期保証が付いていることもあるのでおすすめです。